BCAAとは
今回は、
「BCAA」
についてです。
筋トレをしている人ならば、実際に摂取している人や耳にしたことのある人はほとんどでしょう。
では、そもそもBCAAとは何なのか。
解説していきたいと思います。
BCAAというのはバリン、ロイシン、イソロイシンのことを指します。
これらは、必須アミノ酸といって生命活動を維持する上で欠かせない栄養素の内、体内で合成できないものを指します。
なので、食事やサプリで摂取する必要があります。
具体的な効果は、
・筋タンパクの合成
・集中力up
・筋出力の向上
・疲労回復
など
各栄養素について、1つずつ説明していきましょう。
まずロイシンは、筋タンパク合成のシグナルを送ります。
筋肉を作るためのサインを各細胞に送るということです。
ただし、筋肉やエネルギーそのものになるのではないため、これだけ摂っても効果は見込めません。
次にバリンは、血中のトリプトファンの濃度を低下させます。
トリプトファンというのは、体内でセロトニン、メラトニンと変化します。
これらは副交感神経を高めリラックスする作用があるため、それらを抑えることによって集中力を上げることに繋がります。
最後にイソロイシンは、特にエネルギーの輸送に優れています。
他にも、免疫力の向上や肝機能のサポートなどの効果もあるとされています。
摂取のタイミングとしては、トレーニング中がオススメです。
トレーニングを開始して、血中のアミノ酸濃度が徐々に低下していくのを防ぐことができるのと、摂取してから約30後に吸収されるのでトレーニング開始と同時に私は飲んでいます。
トレーニング中にエネルギーを効率良く使ってくれるが、逆にエネルギー源が足りないと筋肉を代謝してしまう場合もあるため、トレーニング前(タンパク質)もしくはトレーニング中(糖質)をしっかりと摂るように心がけましょう。
また、アミノ酸というのはトレーニング中に消費され、トレーニング後に回復を必要とするため疲労回復にもいいとされています(EAAの方が優れているとは思いますが高くて手が出せないという方は是非)。
他にも、BCAAはホエイプロテインにも豊富に含まれていているため、トレーニング60~70分前に摂り血中のアミノ酸濃度を高めておくとよりエネルギーの枯渇を防ぎ、パフォーマンスの向上に繋がります。
補足として、BCAAにも一応1gあたり4kcalほどあるため、ほとんど気にはなりませんが減量末期などでカロリー計算が合わない場合は、アミノ酸のカロリーなんかが抜けているということもあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。