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人間の体について書いていきます。

高校生で習う生物の授業1『体の仕組み』

こんにちは。

今日から「体の仕組み」についての記事にしようかと思います。

 

過去の記事でもATPやら代謝やら、なんだかよく分からない単語が出てきていますが、これらは高校生の時に一度習っている範囲です。

 

高校生の時にはそこまで興味もありませんでしたし難しい内容に感じていたので、その時の自分に講義するつもりでできるだけ分かりやすく伝えられたらなと思います。

 

というのも、

皆さん自分の体について理解していますか?

 

仕事や運動、ゲームなんかでも様々な専門知識を誰しも持っているかと思われます。

しかし、それらを全て行っているのは自分の体であり、体なしでは成し得ません。

 

さらに、自分の体を動かしているのは気合いでも根性でもなく、各栄養素を元に体内であらゆる化学変化を起こして活動しています。

脳や神経系にも様々な物質が関与しています。

それらが欠けると、体というのは正常に機能しません。

 

極端な例えをすると、

ラソンの世界記録保持者であっても、三日三晩ろくに寝ずに食事も摂っていなければ、素人でも勝てるということです。

 

前置きが長くなってしまいましたが、体について理解を深めることで自分の夢や目標の達成に近づけるのではないかと考えて、これらの発信をしています。

 

現役の高校生なんかはテストにも出る部分があると思うので、是非ご覧になってください。

 

それでは、体を動かすために脳からの指令を伝える「神経系」から入ります。

まず、筋肉というのは単体では動かず、

 

脳から指令を発し

神経系を通って

筋肉に伝えます

 

*この際「脊髄」を経由して脳と神経系を繋いでいます。

背骨(脊椎)周辺に、怪我や事故で大きな損傷を与えると手足が痺れたり、動かなくなったりするのはそのためです。

また、ややこしい単語が出てきましたね。

脊髄:神経そのもの

背骨:脊髄を守る骨

脊椎:各背骨ひとつひとつの名称

ざっくり説明するとこんな感じです。

 

さて話を戻しまして、

ボールを投げる時にいちいち

肘を上げて→肩を回して→腕を振る

と、ひとつひとつ全部の動作を意識してはいないと思いますが、ここをもっとあんなふうに動かす。といったイメージを脳から神経を通って筋肉に伝えています。

 

神経系にも種類があり、そのひとつが

「自律神経」です。

これは自分の意志とは関係なく動いています。

 

呼吸する時に、毎回吸ってー吐いてーと意識している人はいないと思いますし、仮にそうしているのであれば、忘れっぽい人なんかは呼吸を忘れて死んでしまうなんてこともありうるかと思います。

 

この自律神経が乱れるとメンタルが不安定になったり、体に様々な不調が現れることがあります。

 

次に「反射」というものの説明をします。

これは知っている人も多いかと思われますが、先程体を動かすには

脳→神経→筋肉

の順番だったと思いますが、反射の場合は

神経→筋肉へ直接働きかけます。

 

熱いお湯に手を入れたら思わずお湯から手を出しますよね。

それは、脳から命令を送っていたのでは時間がかかって危険なため、脳からの指令を待たずに神経から筋肉に動きを伝えます。

 

これを応用したトレーニング方法なんかもありまして、

「SSC(ストレッチショートサイクル)」

という方法です。

 

簡単に説明すると、脳から指令を出さない反射を利用することで、辛いとかキツいとかを考える前に筋肉を動かしてしまって追い込むという方法です。

興味のある方は、ぜひ調べて見てください。

 

長くなってしまいそうなので、この位にしましょうか。

延々に分岐してキリがありませんね笑

 

細かい部分についてはこの後に記載しておきます。気になる方は是非。

 

神経「系」というものですから種類があります。

まずは「中枢神経系」と「末梢神経系」です。

中枢神経とは脳と脊髄のことです。

末梢神経は、中枢神経から体の各部へ信号を伝えます。

 

末梢神経はさらに2つに分かれます。

ひとつが先程説明した「自律神経系」

もうひとつが「体性神経系」です。

性神経系もさらに2種類に分かれます。

 

「感覚神経」と「運動神経」です。

感覚神経は皮膚や目などから中枢神経へ信号を送ります。

運動神経が中枢神経から信号を受け取り、実際に骨や筋肉を動かします。

順番としては、

感覚神経→中枢神経→運動神経

 

何も無い真っ暗闇で体を動かすのはある意味不可能に近いということですね。

 

さらに自律神経系も2種類に分かれます。

「交感神経」と「副交感神経」

ざっくり説明すると

交感神経は、昼間起きている時間

副交感神経は、夜寝ている時間

これについてはまたの機会に説明しようとおもいます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた。